2019年11月05日

信州紬&丹波布八寸帯

信州・飯田で織られた無地紬と

先に久米島紬を合わせた丹波布の八寸帯を合わせてみました。



無地紬は信州・飯田の廣瀬草木染織工芸さんによるもの。

草木で染めた糸をふんわりと織り上げた独特の風合いです。

適度な光沢がありすべりも良く、とても着心地よい紬です。

無地ですので合わせる帯によって幅広くお使いいただけます。

優しいクリーム色。



丹波布は幕末から明治のはじめごろまで

丹波佐治の地で農家で盛んに織られ愛用されていた織物です。

時代の流れによって衰退していましたが昭和初期に復興、

ざっくりとした風合いと素朴な美しさから、栁宗悦に「静かな渋い布」と愛され、

丹波布として知られるようになりました。

木綿平織の縞織物で、緯糸に木綿だけでなく、

屑繭から紡ぎ出した絹の「つまみ糸」を織り込むことが特徴です 。

畑の実綿を手で紡ぎ、近くの野山で自生した草木で染、手織りしております。

こちらの帯はこぶな草、栗、藍を使っております。

芯をいれないでお仕立てする八寸帯です。

盛夏(7~8月)以外お使いいただけます。

久米島紬とのコーディネートはこちらでご覧くださいませ。

草木染無地紬(反物価格):160,000円+税
  

丹波布(仕立て代別):140,000円+税
 綿、一部絹  *仕立て代6,000円+税

しののめ無地帯揚:6,200円+税

リバーシブル三分紐:4,000円+税
  グレー×黄土色

鋳銅帯留(後藤明良作):40,000円+税

信州紬&丹波布八寸帯

信州紬&丹波布八寸帯



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