2021年11月09日

川越唐桟(網代)&リバーシブル名古屋帯

川越唐桟とリバーシブル名古屋帯をご紹介いたします。



「唐桟」とは、室町時代から江戸時代にかけて、南蛮船がもたらした輸入織物でした。

インドのセント・トーマス島から輸入されたので、
セント・トーマスがなまってサントメ(桟留)縞と呼ばれました。

当時の日本人にとっては外国はすべて「唐」ですから、
唐渡りの桟留で唐桟、と呼ばれるようになったのです。

舶来ものは高価ですから、なんとか国産品ができないかと
各地でこれをまねて縞織物が織られました。

中でも江戸末期から明治初期にかけて、武州(今の埼玉県)で生産された
川越唐桟は爆発的に流行しましたが、
機械化の波に乗れず、明治末期にはすっかり衰えてしまいました。

その後、機械織で復元されましたが
今は機械を止めており、在庫があるのみです。

細い上等の糸を使って織られた川唐の風合いは他のもめん着物では味わえないものです。

単糸織のものと双子織のものがございますがこちらは双糸のものになります。
細かい網代柄で赤茶色も細く入っておりますが
遠目にはグレーの無地に見えます。

今ありますものは巾が広く丈もございます。
肩裄の長い方や男性にもお召いただけます。
また、サンホライズ加工(縮防止加工)済です。
水通しなしでお家でお手入れ出来ます。

綿100%
巾:1尺1寸(約418cm)
長さ:3丈3尺(約12,5m)

川越唐桟(網代グレー・反物価格):25,850円(本体価格23,500円)



インドネシアの綿バティックと綿麻ファブリック生地を使った
オリジナルリバーシブル名古屋帯です。

綿バティックはチャンティンという道具を使い裏表から手描きで染めた
ろうけつ染のものです。
手間暇かけて染められた味わいがあります。

綿麻ファブリック生地は明るいベージュ地に
茶色のピンストライプの柄です。

リバーシブルで
カジュアルなお召し物に通年お使いいただけます。
仕立て上がりのお値段です。

前巾:4寸2分(約16cm)
太鼓巾:8寸2分(約31cm)
長さ:9尺9寸(約376㎝)

リバーシブル名古屋帯(綿バティック×綿麻ファブリック・仕立て上がり)69,300円(本体価格63,000円)



*ご注文、お問合せはパソコンは左バー、スマホはプロフィールの「オーナーへメッセージ」から。
お電話でも承ります。お気軽にご連絡くださいませ(087-833-3960)

こちらの川越唐桟、リバーシブル名古屋帯はonlineshopからもご注文いただけます。

↓ 帯締:13,200円(本体価格12,000円)

川越唐桟(網代)&リバーシブル名古屋帯

川越唐桟(網代)&リバーシブル名古屋帯

川越唐桟(網代)&リバーシブル名古屋帯

川越唐桟(網代)&リバーシブル名古屋帯

(コーディネート&撮影・スタッフS原)




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