2022年04月14日

久留米絣&単衣半幅帯

久留米絣と単衣半幅帯をご紹介いたします。



福岡県久留米地方一帯で織られる木綿絣です。

江戸時代末、井上伝という12歳の少女が、洗いざらしてところどころ色が落ち、
絵文様のようになった藍染の着物を見て、
糸をまだらに染めて文様を織り出すことを思いついたと言われています。
彼女の近所に住んでいた田中久重という少年が、
機の工夫を加え、複雑な絵文様を織り出すことができるようになりました。
久重少年はのちに「からくり儀右衛門」と呼ばれる発明王となり、
のちの東芝の礎を築きました。
その技法が各地方に伝わり、伊予絣や備後絣が生まれたといいます。

複雑な柄の手織りのものは、それなりのお値段になりますが、
こちらはお手頃なお値段で手に入る機械織のものになります。

とはいえ、絣を動力織機で織るのは世界を見ても他にない特殊な技術。
手織りに近い柔らかい風合いが特徴です。
手作業の工程が多く、30工程以上を2~4カ月を要して織り上がります。

こちらはフランス人デザイナーによる柄。
緯絣を効果的に使った
今までになかった感覚のものになっています。

経糸は40番、緯糸は20番の糸で織られています。
盛夏以外のスリーシーズン、お召いただけます。

お家でお手入れ出来ます。

巾:9寸7分(約37cm)
長さ:3丈3尺(12,5m)
綿100%

久留米絣(緯絣・反物価格):37,950円(本体34,500円)



絹糸で市松の柄を織り出した単衣の半幅帯です。

ざっくりとした織味がとてもいい感じです。
しなやかで丈も長めですので
変わり結びも楽しめそうです。

カジュアルなお召ものに通年お使いいただけます。

絹100%
巾:17cm
長さ:435㎝

単衣市松半幅帯:33,000円(本体30,000円)



*ご注文、お問合せはパソコンは左バー、スマホはプロフィールの「オーナーへメッセージ」から。
お電話でも承ります。お気軽にご連絡くださいませ(087-833-3960)

こちらの久留米絣、単衣半幅帯はonlineshopからもご注文いただけます。


久留米絣&単衣半幅帯

久留米絣&単衣半幅帯

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久留米絣&単衣半幅帯

久留米絣&単衣半幅帯

(コーディネート&撮影・スタッフS原)



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