2024年12月06日

久米島紬(泥染)&型染帯(角通)

泥染の久米島紬と型染帯に小物も合わせてご紹介いたします♪



本場久米島紬は沖縄県、久米島でつくられる
素朴でしなやかな風合いを特徴とした紬です。
その歴史は古く、全国の産地に多大な影響を与えたことから
日本の紬織物の元祖ともいわれています。

そのしなやかさの秘密は久米島独自の「つむぎ台」で
ひとつひとつ手紡ぎした糸を手織りし、
何百回もの砧打ちで仕上げる昔ながらの手法にあります。
また一目で久米島とわかる渋い素朴な独自色はすべて島に自生する植物由来のものです。

そして図案作成、糸取、染料となる植物採取、糸を括り染め、 織、仕上げまで、
すべての工程を一人で行われます。
個人の熟練度が製品にそのまま反映されるため、ものづくりに妥協は許されません。
プロ意識の塊である久米島紬が紬織の元祖として他の琉球織物と一線を隔する所以です。
久米島紬は琉球王朝以来その伝統を守ってきたことから
2004年に国の重要無形文化財に指定されました。

こちらの久米島紬は「泥染」です。
泥染と聞くと土の色素で繊維を染めあげるのかと思われますが
色素の主役はあくまでも植物染料です。
島の泥の中に含まれる豊富な鉄分を利用した媒染(絹と染料の結合を助ける)が目的で、
正確には泥媒染といえるでしょう。
植物は大島紬と同じように車輪梅(テカチ)も使われますが、
久米島では主にグールと呼ばれるサルトリイバラの根が使われています。

赤茶色の絣模様には
素朴ながらも美しい手仕事の良さが光ります。

絹100%
巾:1尺2分(約39cm)
長さ:3丈3尺(12,5m)以上

久米島紬(泥染・反物価格):450,000円+税



長浜の変わり生地に染めた帯です。
帯芯を入れてお仕立するタイプです。

柄は大きめの角通し。
遠目には無地なので無地感覚でお使いいただけます。
全通ですのでお使いやすい帯です。

こくのある色合いですので
泥染めの大島や久米島紬などにも合いそうです。

盛夏以外のスリーシーズン、
おしゃれ着にお使いいただけます。

たれは無地、柄、どちらでもお仕立出来ます。

絹100%

特別価格にさせていただきました

型染帯(角通し・帯芯&仕立代別):105,000円→73,500円+税

*ご注文、お問い合せはパソコンは左バー、スマホはプロフィールの「オーナーへメッセージ」から。
お電話でも承ります。お気軽にご連絡くださいませ(087-833-3960)

こちらの久米島紬(泥染)、型染帯、三分紐、帯留、帯揚はオンラインショップからもご注文いただけます。


↓ 三分紐:3,600円+税
  鋳銅帯留:40,000円+税
  帯揚:17,000円+税

久米島紬(泥染)&型染帯(角通)

久米島紬(泥染)&型染帯(角通)

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