2025年05月16日

雪花絞着尺&半幅帯(首里道屯織・薄ピンク系)

綿麻の雪花絞着尺と首里道屯織の半幅帯をご紹介いたします♪



藤井絞さんの雪花絞綿麻着尺です。
雪花絞りとは板締め絞りのひとつです。

生地を縦に畳み、基本三角形の形を作りながら頂点を合わせて折っていき、
両端を板で締め動かないようにして固定したものを乾いたまま染料に浸して染めます。
染め上がると筋や幾何模様があらわれます。

手作業により丁寧に染められた生地は
畳み方や浸透具合によって同じものは出来ません。

生地は綿麻紅梅。
紅梅とは異なる糸の組み合わせで格子状に凸凹のある生地です。
そのためさらりと涼しくお召いただけます。

明るめの紺地が優しい印象の雪花絞です。

巾も広い(1尺3分:約39㎝)ので肩裄の長い方や男性にも。

ゆかたとしても単衣~夏着物としてお召いただいても素敵です。

綿70% 麻30% 

雪花絞着尺(男女綿麻紅梅・反物価格):80,000円+税



沖縄で手織りされた首里道屯織の半巾帯です。

1429〜1879年の間、450年間にわたり、琉球王国という1つの国だった沖縄。
首里を首都として、東南アジアや東アジア、特に中国と積極的に交易を行っておりました。

その交流によって生まれたものの1つに、
現在も県内各地で受け継がれている「織」の技術があります。
中でも、首里城の城下町として栄えた首里では、
王府の貴族、士族用に織られていた織物が
今も織り継がれています。

紋織から絣に至るまで多彩に織られるのが首里織の特徴ですが、
その中でも特に、花倉織や道屯織は王家、貴族専用とされ、首里でしか織られませんでした。

現在は「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも指定されていて、
「首里織」という名称は、首里に伝わる種々の紋織や、
絣(かすり)織物を総称する名称として使われています。

首里道屯織は、平織地の中に部分的に
糸の密度を濃くして織られていたもので
男性の官衣として使用されておりました。

白地に薄ピンク、オレンジ、赤、黄色、ブルーグレー濃淡、紫など
多色の色合いが楽しい軽やかな帯です。
カジュアルなお召し物に通年お使いいただけます。

綿100%
長さ:1丈8寸(約410cm)
巾:4寸1分(約15,6cm)

半幅帯(首里道屯織・薄ピンク系):52,000円+税

*ご注文、お問い合せはパソコンは左バー、スマホはプロフィールの「オーナーへメッセージ」から。
お電話でも承ります。お気軽にご連絡くださいませ(087-833-3960)

こちらの雪花絞着尺(男女・綿麻紅梅)、半幅帯(首里道屯織)はオンラインショップからもご注文いただけます。

雪花絞着尺&半幅帯(首里道屯織・薄ピンク系)

雪花絞着尺&半幅帯(首里道屯織・薄ピンク系)

雪花絞着尺&半幅帯(首里道屯織・薄ピンク系)

(コーディネート&撮影・スタッフS原)




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