2022年05月06日

川越唐桟&タッサーシルク袋帯

川越唐桟と貴久樹さんによるタッサーシルクのしゃれ袋帯をご紹介いたします。



「唐桟」とは、室町時代から江戸時代にかけて、南蛮船がもたらした輸入織物でした。

インドのセント・トーマス島から輸入されたので、
セント・トーマスがなまってサントメ(桟留)縞と呼ばれました。

当時の日本人にとっては外国はすべて「唐」ですから、
唐渡りの桟留で唐桟、と呼ばれるようになったのです。

舶来ものは高価ですから、なんとか国産品ができないかと
各地でこれをまねて縞織物が織られました。

中でも江戸末期から明治初期にかけて、武州(今の埼玉県)で生産された
川越唐桟は爆発的に流行しましたが、
機械化の波に乗れず、明治末期にはすっかり衰えてしまいました。

その後、機械織で復元されましたが
今は機械を止めており、在庫があるのみです。

細い上等の糸を使って織られた川唐の風合いは他のもめん着物では味わえないものです。

単糸織のものと双子織のものがございますがこちらは単糸のものになります。

今ありますものは巾が広く丈もございます。
肩裄の長い方や男性にもお召いただけます。
また、サンホライズ加工(縮防止加工)済です。
水通しなしでお家でお手入れ出来ます。

綿100%

巾:1尺1寸(約41,8cm)
長さ:3丈3尺(約12,5m)

川越唐桟(濃紺×グレー・反物価格):16,500円(本体15,000円)



貴久樹さんによるタッサーシルクのしゃれ袋帯です。

タッサーシルクとしての節やムラの織味がありながら
綺麗めのお色で光沢もあり
カジュアルな綿から小紋まで巾広くお使いいただけます。

盛夏以外の時期に。

帯芯を入れてお仕立ていたします。

絹100%
巾:8寸2分(約31㎝)
長さ:1丈1尺3寸(約430㎝)

タッサーシルクしゃれ袋帯(帯芯&仕立て代別):94,600円⇒56,760円(本体51,600円)



*ご注文、お問合せはパソコンは左バー、スマホはプロフィールの「オーナーへメッセージ」から。
お電話でも承ります。お気軽にご連絡くださいませ(087-833-3960)

こちらの川越唐桟とタッサーシルク袋帯、帯揚、オリジナル名古屋帯はonlineshopからもご注文いただけます。

↓ 雪花絞帯揚:17,600円(本体16,000円)

川越唐桟&タッサーシルク袋帯

川越唐桟&タッサーシルク袋帯

川越唐桟&タッサーシルク袋帯

川越唐桟&タッサーシルク袋帯

川越唐桟&タッサーシルク袋帯

(コーディネート&撮影・スタッフS原)





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