2021年10月10日

本塩沢に八寸帯で

10月のはじめ、本塩沢に八寸帯でお出かけくださいました。

とても暑がりのお客様、合いの長襦袢に悩んでいらっしゃいましたが

提案させていただきました中からグレーの麻襦袢に決定!

この日の本塩沢初おろしに間に合うようにお仕立てさせていただきました。



デュークエイセスの「女ひとり」をご存知でしょうか。

「京都大原三千院」ではじまる
永六輔さんによる歌詞には京都の地名や和服のことも織り込まれており
いろんな方にカバーされている素敵な曲です。

一番には「結城に塩瀬の素描の帯が」
二番には「大島紬につづれの帯が」
三番には「塩沢絣に名古屋帯」

この曲に慣れ親しんで来られたお客様が
この中でお手持ちにない塩沢絣をいつか、、と探しておられました。

ご相談をいただき、お目に留まりましたのが黒地の蚊絣。

お客様の雰囲気にぴったりですし、お手持ちの帯がどれも合う!
ということですぐにお気に召していただきました。



さっそく着姿を拝見出来て嬉しかったです。

ありがとうございました。







  


Posted by tomida at 11:00Comments(0)着物襦袢きものスナップ